プルサーマル計画に係る経過
九州電力のプルサーマル計画に係る 手続きの流れ
国及び九州電力からの説明など
プルサーマルに関する知事記者会見・知事コメント
プルサーマルに関する公開質問状・要請等への回答
その他
その他
その他
知事へのコメント・ご意見はこちらまで
プルサーマル公開討議会
プルサーマル計画の事前了解
資料BOX
なぜなに原子力発電

原子力発電やプルサーマル計画について詳しく解説しています!

サイトマップ
リンク
お問い合わせ

経済産業大臣・佐賀県知事・玄海町長等会談(議事録1)

○古川佐賀県知事
 佐賀県知事の古川康であります。地元を代表して、一言ごあいさつを申し上げます。

 二階俊博経済産業大臣におかれましては、プルサーマルを判断しようとする、この重要な局面において、現地にこのように足を運んでいただいたことに対しまして、このことは、今までのほかの県においてはなかったことと、私どもとしては、さまざまなハードルの高さを乗り越えてご来県いただき、そのことに対し、心から敬意を表します。

 佐賀県はこれまで、国の原子力政策に理解と協力をしてまいりました。今回の玄海原子力発電所3号機プルサーマル計画については、平成16年5月、九州電力から事前了解願が提出されてから約2年近く、推進・慎重双方からのさまざまな意見に耳を傾け、判断材料を積み重ねてまいりました。

 その結果、プルサーマルを含む核燃料サイクル政策の必要性については、理解をしたところであります。その後、公開討論会を経て、さまざまな厳しいやり取りをしながら、この問題に向き合ってまいりました。本日は、地元のさまざまな思いを伝えさせていただきます。

 まだ、県民の中には不安の声があり、現時点で手放しで大臣をお迎えするという状況ではございませんが、大臣から県民に対し、国が責任を持って安全を確保するから、どうか安心してほしいというような力強い、心強いお言葉があれば、佐賀県を立たれる際には喜んでお見送りをいたしたい、このように思っております。

 本日は、どうかよろしくお願い申し上げます。

○二階経済産業大臣
 経済産業大臣の二階俊博でございます。

 今日は、お休みにもかかわらず、佐賀県知事はじめ議長さん、そして地元の町長さん、市長さん、議会の代表の皆さん、また、県議会の関係の皆さん等、多数お集まりをいただきまして、当面するプルサーマルの件につきまして、お互いに率直な意見の交換をすることができますことを大変うれしく思っております。

 既に、佐賀県知事や県議会議長におかれては、ご理解をいただいているとおり、私も国会開会中、あるいは国際会議等の日程で、かねてより一度佐賀県に私自身がお伺いをして、この問題につきまして、知事や議長や、また、町長さん、また、隣接の唐津市等とお互いに率直な意見の交換の場を持ってはどうかというご提案をいただいておりまして、私も是非そのことを実現したいというふうに思っておりましたが、今日、こういう機会を得まして、大変うれしく思っております。

 まずは、昭和50年、原子力発電所第1号機の操業開始以来今日まで、順調に原子力発電所が運転を続けてくることができましたこと、これは地元の皆さんの並々ならぬご理解とご協力のおかげであるというふうに思っておりまして、今日、改めてこの場をかりまして、厚く御礼を申し上げる次第であります。

 今回のプルサーマルの件につきまして、ただいま古川知事からお話をいただきましたとおり、まさに言葉に言い尽くせぬほどのご苦労の積み重ねの結果、指導者の皆さんがご検討をくださっておる、こういうことに対しまして、私もまさに国を挙げてこのご意見、ご要望等を真摯に受けとめて、私たちは精いっぱいの配慮をしていかなくてはならないという思いで、今日ここにお伺いをしております。

 今日は、テーブルはこういう設置で向かい合ってお話し合いをさせていただくことになっておりますが、本来、共にスクラムを組んで、日本のエネルギー行政をどう進展させていくかということ、同時に、私も先ほど現地を見させていただきました。そして、いろいろな思いの中で、我が国の原子力という問題に関する国民の皆さんの理解を得るためには、もっとこの学校教育等におきましても、お互いにそれぞれ小・中・高等学校と勉強してきたわけでありますが、そんなときに教科書の中でも、どこまでこの問題が語られておるかということを私は改めて考えてみたい。そして、関係の閣僚とも話し合ってみたいとさえ思っておる次第であります。

 国のエネルギーの基本が原子力発電に求めていくということに関しましては、皆さんもご理解をいただいているところでございますが、そのためには、何よりも重要な知事のお言葉にもありましたが、安全の確保を大前提に、続いて、このことと同じように大事なことは地元の皆さんのご理解、ご協力を得るために、この地域振興という問題について、積極的な対応が必要だと考えております。現在の玄海発電所におけるプルサーマルの実施同意に向けて、県知事、県議会議長初め、ここにご出席をいただいております町長さんや議長さん、また、隣接の市長さん等、本当に今日までのご努力をいただいておりますことに、改めて心から敬意を表したいと思います。

 現在の厳しいエネルギー情勢の中で、プルサーマルを初めとする核燃料サイクルの確立は、最重要の課題であるわけであります。国としては、安全の確保を大前提として、地域振興に留意し、地元の皆さんとともにこのプルサーマルの実施に向けて、着実に対策を講じてまいりたいと考えております。

 本日は、直接地元の代表の皆様からご意見をちょうだいし、そして、そのご意見を中心にして、今後、国としてなし得ること、全力を尽くしてお応えをしていきたい、これが私の考えであります。

 今日は、資源エネルギー庁長官、そして、原子力安全・保安院長等、お伺いをさせていただいておりますが、過去、今日まで、県知事初め、関係の皆さんのご指導によって、16回にわたるこの地元説明会等に国が出てまいりまして、このご報告、ご説明をする機会を頂戴した、皆さんからそういうチャンスを与えていただいたこと、これまた感謝を申し上げますが、我々は今後とも、機会あるごとに地元の皆さんのご要請に応えてまいりたいと思っております。そして、玄海町も今日、随分大きな発展をされております。佐賀県自体も大きな躍進を遂げつつあるわけでありますし、また、隣接のこの地元におきまして、唐津市は大変大きな合併をなされて、大きな市となられたわけでありますが、それぞれこの地元の地方行政には、課題を抱えておられることは、我々も承知をいたしております。そういう面につきまして、今日、こうしてこの場にご縁があって集まった我々は、ともにこの地元の皆さんの期待にこたえられるように、しっかり頑張っていきたいと思っておりますので、一層のご指導や、またご協力、心からお願いをして、最初のごあいさつにさせていただきます。

 ありがとうございました。

○古川佐賀県知事
 それでは、意見書をお手渡しさせていただきます。
    〔古川佐賀県知事、二階経済産業臣に意見書手交〕
    〔寺田玄海町長・岩下玄海町議会議長、二階経済産業大臣に意見書手交〕
    〔原口佐賀県議会議長、二階経済産業大臣に意見書手交〕

○古川佐賀県知事
 それでは、今お手元にお渡しさせていただきました意見書の概要をそれぞれ簡単にご説明させていただきます。

 まず、佐賀県の原子力発電の安全確保等に関する意見書についてでございます。

 先ほども申し上げましたように、佐賀県はこれまで国のエネルギー政策についてご協力をさせていただいてまいりました。このプルサーマル計画についても安全性の確保が大前提であると考えております。

 県では、さまざまな議論がございましたが、本年の2月7日にこれまでの議論を整理しまして、国による厳格な規制監督の実施と九州電力による適正な安全管理が図られることを前提に、玄海3号機のプルサーマル計画については安全性は確保されていると、県として判断をし、公表をいたしました。

 しかしながら、平成14年の東京電力の問題、また、平成16年の関西電力の問題、そのようなことなど、原子力発電に対する国民の信頼を揺るがすような事故がいろいろ出てきておるのは事実でございます。そうしたことがあって、プルサーマルは本当に大丈夫か、不安の声があるのも事実であります。

 私どもは、原子力発電所の安全は、基本は事業者である九州電力がしっかりすること、それが基本であると思っておりますが、一元的に規制監督を実施する国の責任も極めて大きいと考えております。

 一方、プルサーマル計画の事前了解願に関連しては、先ほど大臣からも言及がございましたが、立地町である玄海町や隣接自治体である唐津市から安全性の確保、地域振興を強く要望されております。

 以上のことを踏まえ、国においては、次の3点について特段の配慮をお願いしたいと思います。

 1点目は、九電に対する厳格な規制監督の実施であります。

 県民の安心を確保するという観点から、その信頼を揺るがすような事故や不正が決して起きないように、しっかりとした規制監督をお願いしたい。さらには、国自身も常に緊張感を持っていただいて、プルサーマルを含む原子力発電所の安全確保に万全を期すようお願いしたいと思います。

 二つ目は、透明性の向上であります。

 九州電力に対し、一層情報公開を進め、透明性の向上を図るように指導をしていただきたい。あわせて、国においてもこれまで以上の積極的な情報の公開、さらには、プルサーマルを含む核燃料サイクルの必要性や安全性について国が前面に出ていただいて、県民、そして国民に対する積極的な広報をお願いしたい。特にプルサーマルの安全性については、県民が安心を持てるように、わかりやすくかつ十分な広報をお願いしたいと思います。

 最後は、立地地域の理解と協力なしにはプルサーマルを含む核燃料サイクルの着実な推進ができないという点でございます。

 こうした点にご配慮いただき、本県における立地地域の振興に最大限の支援をお願いしたいと存じます。

 私からは以上であります。

ページの先頭へ戻ります

Copyright (C) 2004- 2010Saga Prefecture. All Rights Reserved. このサイト内の文章や画像を無断転載することを禁じます。